ベルメゾンの40代・50代、つまりアラフィフ世代向けファッションを千趣会で拝見してきました。黒田知永子さんプロデュース企画「Kcarat(ケーカラット)」が本当に魅力的です。
「Kcarat(ケーカラット)」の一押しコーディネイトに思わず一目惚れしちゃいました。
はい、かくいうわたしも五十代。わたしがこどもの頃の五十代は「おばあちゃん」イメージでしたが、黒田知永子さんを見てもわかるとおり、いまはもっと若い! わたしなど平気で二十代向けブランドを着ちゃったりしています。見た目は二十代向けでも大丈夫だったりするのですが、体型が...。
黒田知永子さん着用のレース使いニットプルオーバーとスカートは、アラフィフ、いえいえ、もっと若い人が着ても似合いますが、それでいながらアラフィフやアラカン世代が着やすい工夫がされていて、めっちゃ魅力的です。
袖だけにとどめられたレース使いがアラフィフに優しい
昨年からレースが人気。わたしもレースの服が着たくて仕方ないのですが、身頃までレースで、胸元や、いえ、それ以上に背中がレースの下にちらちら見えると...アラフィフ以上の世代はつらい。背中の肉が年齢を語るんですよ。
表紙の「Kcarat(ケーカラット)」レース使いニットプルオーバーは、レースが袖だけ。それもちょっと大柄。肌の露出度がほどほどだから、アラフィフが素敵に見えます。今回モデルしてくださった千趣会の方はアラフィフよりお若いと思いますが、それでもレースの使い方に魅力を感じていらっしゃいました。
身頃はニット部分は綿麻レーヨンを使用したミドルゲージ。あ、ミドルゲージとは編機の針の密度を表す単位のこと。ミドルゲージは詰まり過ぎず、スカスカ過ぎない、ほどよい感じの網目です。涼やかだけど、肌は見えない、いい感じぃ。
ウエストはヒモとゴムでサイズ調節可能
スカートのウエストにはひもがついていて、サイズ調整できます。これはありがたい。わたしはウエストとヒップの差が30cmほどあるので、ウエストに合わせるとヒップが入らないため、いつもヒップに合わせてウエストぶかぶかのスカートをはいていますが、すぐスカートが回って、前後ろになって泣いてます。ちゃんとサイズ調節できるとありがたい。さらにゴムも通されているので、ヒモでは少しゆるめに調節してもちゃんとゴムが締めてくれて、それでいながら別腹とスイーツを食べて、おなかがふくらんだときでも苦しくなりません。
ハリある生地がヒップラインをきれいに
ニットと組み合わされた「Kcarat(ケーカラット)」のスカートもさりげないけど、すぐれもの。綿糸を高密度に織った綿100%の生地の独特のハリが、ふんわりとしたラインを作っていて、そう気になるヒップラインを上手にカバーしつつ、決してお尻を大きく見せず、すっきりと見せてくれます。家で手洗いできるのも、まめに洗いたい夏に向けてうれしい点です。
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