「ステテコ」を履いたことはありますか? ステテコとは、かつては男性向けの下着で、ズボン下に履くものでした。
昭和の中頃までは、下町の路地裏に、おやじさんたちがステテコ一丁でウロウロしていました。特にクレージーキャッツの植木等が白シャツにステテコ、腹巻姿で歌った「スーダラ節」で、そのイメージは強まり、さらにドリフターズの加トちゃんなどにより、おやじキャラの定番ファッションとなりました。
しかし、ジーパンが流行り出した1970年代から次第に消えていきました。
そのステテコが令和の終わりから、柄もポップに生まれ変わり、若者が履くようになり、愛用者が広がっています。
一度履いたら、その快適さにやみつき。本当に涼しく心地よい下着、そして家でくつろげるホームウエアとしても、近くのコンビニまで行くときのワンマイルウエアとしても活躍。
現在では女性用、こども用もたくさん出ています。
ステテコの使い方1:さらっと爽やかズボン下
ステテコの一番基本的な使い方は、ズボン下として、トランクスやブリーフと、スーツなどのパンツとの間に履くこと。
夏に汗をかくと、スーツなどのパンツが腿に貼り付いて、気持ち悪くありませんか? 吸汗速乾性のステテコを履くことで、ギラギラ暑い夏を、さらっと快適に過ごせます。
なお、トランクスやブリーフを履かずにステテコを直接履く人もいるようです。
ステテコの使い方2:出張にも活躍、くつろぐホームウエア
家でくつろぐ服は、上下スウエットという方が多いでしょう。冬はいいですが、夏は薄手の生地のパンツでも、少々暑くないですか?
身体にぴったりせず、ゆったり風が通る服の方が涼しいですよね。
ステテコは夏のホームウエアにぴったり。さらりとして、風通し良く、心地いいホームウエアです。ステテコの長さはひざ下が一般的で、椅子などに素肌が触れずに心地よくておすすめです。
でもショートパンツが好みの人には、膝上の長さのものもあります。
特に出張時、ステテコをズボン下として履いていけば、ホテルでビジネスパンツを脱いだだけで、くつろげます。
カバンに入れて持っていっても、コンパクトで荷物になりません。
ステテコの使い方3:ゴミ出しなど近所を歩く時のワンマイルウエア
ステテコは昔から路地など近所を歩く時に活躍するワンマイルウエア。
特に最近のポップな柄のステテコは、ちょっとコンビニに行くときなどにぴったりです。
ステテコの選び方1:ズボン下なら素材を最重視、丈はひざ下
「夏、汗でズボンが太ももに貼りつくのが気持ち悪い」
という人はステテコをズボンの下に履きましょう。
この場合のステテコ選びで一番大事なことは、生地です。
汗をよく吸ってべた付かず、すぐに乾いてサラサラしていてほしいもの。
綿などの素材だけでなく、織り方が重要です。
一番のおすすめはちぢみ。糸に強い撚りをかけて、表面にシボと呼ばれる凸凹を作った生地です。シボがあるから、肌にべたっとつくことなく、吸汗性、速乾性にも優れています。
この写真の生地は、先日プレゼント企画に当選してsteteco.comからいただいたステテコが包まれていたsteteco.comオリジナルのちぢみです。
これは高島ちぢみというブランド布で、1200回程の強い撚りを加えるなど、手間と技術が注がれています。
実に快適な触り心地です。
ステテコの長さは、最も一般的なひざ下丈の他にショート、メーカーによっては足首までのロングもありますが、ズボン下として使うならひざ下丈が最適。
ショートでは貼りつき防止には足りませんし、ロングだとズボンの下から見える危険があります。
ステテコの選び方2:ホームウエアなら、素材に加えて縫製も大事
ホームウエアの面を重視するなら、生地の快適性に加えて、縫製も要チェックです。
家でくつろぐときは寝転がったりするので、履いているものの上に体重がかかりますから、縫い目などが雑で、肌に障ると気になりますよね。
たとえばsteteco.comのステテコは、肌当たりの良さと強度を考えて、縫うためのミシンから改良に改良を加えて、丁寧に縫い上げられています。
ちぢみは適度なストレッチ性があるので、のびのびとくつろげます。
丈は、夏ならショート丈もいいですね。
ステテコの選び方3:ワンマイルウエアなら色柄とポケット
近所といえど、外に出掛けるときに着るなら、色や柄は重要ですよね。最近は、さまざまな色の無地だけでなく、楽しい柄のステテコがいろいろあります。
ワンマイルウエアにはポケットがほしいですよね。
元々下着だったため、ポケットがないステテコも多いので、ここは要チェック。
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