今日(2022年1月4日)のNHK「アサイチ」の「とくもり あったかインナー徹底研究!」は、あったかインナーに関する疑問や悩みを解消してくれる特集でした。
特に「たくさん汗をかくと、逆に冷える」あったかインナーの悩みを解消するスポーツブランドのあったかインナーと、アウトドアブランドのあったかインナーが何なのか?......NHKは特定の企業名や商品名を出すのを避けるから、気になった人も多いでしょう。
まず「スポーツブランドのあったかインナー」として紹介されていたのは、ミズノの「ブレスサーモ」。
わたしも何度も買っているので、ロゴを見て、すぐわかりました。
「アサイチ」でも言っていたように、2,000円くらいからあります。
目的別にさまざまなタイプがあるので、後で詳しく紹介します。
「アウトドアブランドのあったかインナー」として紹介されていたのは、モンベルの「スーパーメリノウール」です。
8,000円くらいから......とお高め。
たくさん汗をかくと、ヒートテックでは冷える理由
ヒートテックをはじめとする多くのあったかインナーは、吸湿発熱素材で作られています。
人間は「汗をかいた」と感じないときも、常に微量の汗をかいていて、吸湿発熱素材はそのわずかな汗の水分を利用して発熱する素材です。
ただ、ヒートテックなどの吸湿発熱素材のあったかインナーは、元々、サラリーマンのワイシャツなどの下に着てもゴロつかない「安価で、薄いのに温かい」下着として生まれました。
日常着ることを想定しているので、大量の汗の処理は苦手です。
たくさん汗をかくと、その汗が冷えて、「あったかインナー」のせいで、冷えてしまいがち。
スキージャンプの日本代表も着用する素材製「ブレスサーモ」
「ブレスサーモ」には、スポーツブランドのミズノが開発した特殊な加工を施した繊維が使用されています。
速乾性があり、運動で大量の汗をかいても、さらりとしていて、冷えにくいのが特徴。
スキージャンプの日本代表のジャンパーの内側にも使われています。
動いて汗をかいても、冷えた汗で身体を冷やされません。
「ブレスサーモ」は日常用からスポーツシーンまで多彩
2022年の「ブレスサーモ」は大きく分けて2タイプでしたが、2025年現在は3タイプ。
ひとつは日常使いの「DAILYモデル」。
暖かさで2タイプあり、薄いながら、100回洗濯しても型崩れしにくい「ブレスサーモ アンダーウエア薄手 for Daily」と、寒がりさんにおすすめの、柔らかな肌触りで中厚の「ブレスサーモ アンダーウエア 中厚ソフト for Daily」があります。
もうひとつは、動きやすさと汗処理に特にすぐれた「ACTIVEモデル」。
ウインタースポーツの際など、特に寒く、しかも激しく動く場合におすすめ。
暖かさで2タイプ。
中厚の「ブレスサーモ アンダーウエア中厚 for Active」はスキーやスノボなど寒い季節に汗をかくシーンに、そして厚手の「ブレスサーモ アンダーウエア厚手 for Active」は雪山登山や寒い家での節電対策に。
そしてシリーズ最強なのは「PREMIUMモデル」。
ミズノ独自の吸湿発熱素材「ブレスサーモ」に、肌にやさしいなめらかな着心地の天然高級素材「メリノウール」を組み合わせています。
メリノウール約60%使用したミズノNo.1の発熱力と極上の着心地の「ブレスサーモ アンダーウエア厚手ウール for 極寒」と、ウールならではの質感と着心地、温かさを追求した「ブレスサーモ アンダーウエアプレミアム メリノウール 中厚」があります。
高額ながら、見た目よりも暖かさ重視モンベルの「スーパーメリノウール」
「アウトドアブランドのあったかインナー」として紹介されていたのは、モンベルの「スーパーメリノウール」。
ウールを使ったあったかインナーで、芯の部分で汗を吸い取ってくれるため、肌には冷えた汗が接しません。
着た瞬間から温かさを感じることができます。
ウールと言えば、心配なのがチクチク感。でも「スーパーメリノウール」は、メリノウールから縮れの少ないものを選んでいるので、ほとんどチクチクしません。
高額で、色も形も防寒最優先です。
初出:2022.1.4 更新:2025.9.3
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