ランニング中に音楽を聴く道具について調べていると、まず「ランニング用にはヘッドホンではなくイヤホン」がすすめられています。
なぜ、ランニング用はイヤホンなのか? なぜヘッドホンはランニング用にはダメだと言われてきたのか?
それは、ヘッドホンだと
A)大きくて重くて邪魔
B)外れやすい
C)蒸れる
などが理由でした。
一方、ランニング用ではなく、一般的にイヤホンとヘッドホンを比較すると
1)音質が良いのはヘッドホン
2)装着感がいいのはヘッドホン
3)コンパクトなのはイヤホン
4)遮音性が高いのはイヤホン
5)価格が安いのはイヤホン
ただランニング用の場合、イヤホンが有利な「4)遮音性が高い」ことは、外部の音が聞こえず、危険であるため、むしろ短所です。
「3)コンパクト」はランニング用でヘッドホンが嫌われる理由のひとつでもあります。
要するに「ランニング用はヘッドホンよりイヤホン」と言われる問題点をクリアすれば、ヘッドホンのほうがメリットが多くなります。
MIZUNO(ミズノ)の「サウンドラン800」はそれをクリアしているから、ランニング用におすすめのヘッドホンです。
価格は高いですが.耳をふさがないデザインがもたらす安全・安心はお金に変えられません。
A)大きくて重くて邪魔⇒解決⇒コンパクトで軽さ50g
B)外れやすい⇒解決⇒こめかみで止めているだけでなく、耳かけスタイル
C)蒸れる⇒解決⇒耳をふさがないデザイン
さらに耳をふさがないデザインが外部音をしっかり取り入れてくれ、つけて音楽を聴きながら、ふつうに人と話せます。ランニング用には最適の安心感があります。
それでいながらスピーカーに指向性があるため、音漏れがほとんどありません。
音楽も目の前の相手の話も聴ける、安全と安心
このサウンドラン800は、先日、イベントの際に、MIZUNO(ミズノ)からレビュー用にといただいたのですが、そのとき、その場で実際に装着したところ、音楽を聴きながら、ごく普通の音量で話し続けることができました。
しかも音が出ている状態でも装着するまで音漏れがないというのが本当に不思議。
写真を見てもらえばわかるように、黒いスピーカー部分が耳から離れています。
音はわたしの外耳に向かって発せられ、自然な形で耳に入ってきます。
ヘッドホンがイヤホンよりも音質的に優れている理由のひとつが、耳に装着するイヤホンはいきなり内耳へと音を送り込むのに対して、ヘッドホンは方向などをキャッチする外耳から音を伝えるからだと言われています。
このサウンドラン800は耳に密着していない分、音が自然です。閉塞感や風切り音のノイズもありません。
でも一番ありがたい点は安全なこと。
イヤホンを装着して歩いている人が、後ろから車が来たのに気づかない風景を最近よく見かけます。歩いていても危ないなと感じるのに、それがランニングでは、さらに危険です。
2台どちらにかかってきた電話も着信可能なマルチポイント対応
ランニング用のイヤホンやヘッドホンはやっぱりBluetooth対応が欠かせません。
コードがついていると、ランニングの動きの邪魔ですから。スマホなどをポケットやバッグから出し入れしなくて済みます。
接続は左の耳側の
でもBluetooth対応もピンからキリまであります。
サウンドラン800はまず2台の機器と同期接続状態にできるマルチポイント対応です。
つまりiPhoneとiPad、あるいは会社支給のスマホとプライベートのスマホなど2台を同時に接続しておけるので、どちらに電話がかかってきても受けることができ、ハンズフリーで通話できます。
なお、ペアリング情報は8台まで登録可能。たとえば家ではパソコンでSKYPEやLINEのビデオ通話をハンズフリーで利用するなんてときも、カンタンに接続できます。
省電力のBluetooth4.0 対応
Bluetooth4.0の魅力は省電力。バッテリーの持ちはBluetooth 4.0がそれ以前の規格のBluetoothに比べて圧倒的に長いことが知られています。
なおサウンドランの充電はUSB。出先などでパソコンやモバイルバッテリーからも簡単に充電できます。
手探りで簡単操作
操作部は左側に集められています。
上のボタン2つ、顔側が+、頭側が-の音量ボタンです。
ボタン操作部の中央は電源および通話ボタン。まわりにあるのが一時停止/再生ボタン、曲送りボタン、曲戻しボタンです。
片手で手探りで簡単に操作できます。
やはりスポーツメーカーが作るとヘッドホンもスポーツシーンに最適に考えられていますね。
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